『雫石 ひと雫の酒プロジェクト』は、岩手県の県庁所在地盛岡市から国道46号をクルマで30分ほど北に走ると秋田県境に在る『雫石町』でスタートしました。

この自然に囲まれた緑豊な町には、岩手山麓から湧き出る抱負な伏流水が流れ、稲作が盛んに行われる米どころとしても有名な土地です。
また、町の産業は農業だけではなく、観光面でも全国的に有名な「小岩井農場」や「雫石スキー場」など3つのスキー場の他、古くからの温泉街なども在り、この自然豊な町には四季を通じ国内外から多くの観光客が訪れます。

そんな恵まれた環境や、お米を始めとする美味しい農産物が豊富に有る町ですが、せっかく訪れた観光客をもてなしたり、町の祝いの席で振舞う『地酒』が雫石町には有りません。

『岩手山麓から流れ出る伏流水と、米どころとして有名なこの町で作る米で本格的な日本酒を造りたい。』『訪れる多くの観光客に美味しい日本酒を呑んで欲しい。』そんな想いが膨らみました。

しかし、一概に『日本酒』と言っても、町で作られているお米は『食用米』が中心で、本格的な日本酒を醸す為に必要な『酒造好適米』いわゆる酒米栽培を行った人は居ません。でも、雫石町には米どころとして他に誇る稲作技術があります・・・きっと、シッカリとした酒米を育てられると信じ、同級生を中心に声を掛け11名の仲間が集まりました。人が集まっただけで酒米栽培は出来ません。仲間たちと毎日のように知恵を出し話し合いました。
『誰の圃場で酒米を作るか…』
『ボク達の米で酒を造ってくれる酒蔵は有るのか…』
『その酒を売ってくれる酒販店は有るのか…』

次から次に課題は続出しました…

解決の方法も無く時間だけが経ちましたが、とにかく休日になると人づてを頼り酒蔵や酒販店を回り、何度目かの訪問で隣町の紫波町に在る『廣田酒造店』がプロジェクトのお酒を醸してくれる事になりました。
廣田酒造店は女性杜氏が居る蔵元としても有名で、女性ならではの繊細で丁寧な技で醸してもらえるとなれば100人力とメンバーで小躍りして喜びました。




更に、町の第三セクター『(株)しずくいし』もボク達の想いに賛同してくれ、このプロジェクトが酒米を育て、廣田酒造店が醸す日本酒の販売をしてくれる事になりました。

町役場にも相談を重ね、プロジェクトの想いが通じ行政からもホームページ作成の支援を得ることが出来ました。



3つのコースからお好みのコースを選び『先行ご予約』をして頂いたオーナー様は『プロジェクトメンバー』となります。




オーナー様の特典は、随時募集する各イベントに優先的に参加する事が出来ます。
例えば春の『お花見』や『田植え』秋の『稲刈り』や出来上がったお酒を愉しむ為の『陶芸教室』など、農業体験だけではなく酒蔵での『仕込み見学』など、大人だけではなくお子様も含め楽しんで頂けるイベントへの参加や、雫石産の美味しい食材を使った食事会など、多くの方々に楽しんで頂ける企画も盛り込んでいます。


『遠くてイベントには参加が出来ないよ…』 遠くのメンバーには、まるで自分も参加したように、イベントの開催報告やスクスクと育つ田んぼのお米たちの様子をホームページで発信します! そして、出来上がるお酒の名前は先行ご予約を頂いたオーナーからの公募で決定します。その他、ラベルや瓶のデザインの決定にもご参加して頂き、希望されるオーナー様のお名前を瓶の裏ラベルにお名前も記載させて頂きます。

『遠くてイベントには参加が出来ないよ…』応援して頂いた方は全員が大切な仲間『プロジェクトメンバー』です!『自分が携ったお酒!』としてお楽しみ頂けます。


雫石町の地でみんなで育てた『酒米』と、町のシンボル『岩手山』の麓から溢れ出る伏流水で、多くの人を笑顔にする日本酒がつくれないか…その想いに賛同した其々が役割を担い、今年2016年に『雫石 ひと雫の酒プロジェクト』がスタートします!





〒020-0585 岩手県岩手郡雫石町橋場坂本118番地10
『道の駅雫石あねっこ内』
雫石ひと雫の酒プロジェクト実行委員会
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